塩分(ナトリウム)と浸透圧の関係性について 


こんにちは!トレーナーの田中です。
今回は塩分と浸透圧についてお話していきます。

そもそも塩分(ナトリウム)の役割とは

塩分(ナトリウム)は大部分が血漿や組織間液といった細胞外液に含まれており、食塩、リン酸塩、炭酸水素塩として存在しています。
生理機能として細胞外液の浸透圧の調節、体液pHの調節、水分代謝、神経の刺激、筋肉収縮に関わってきます。

発汗や軽度の脱水症の場合には、細胞外液が主に喪失するために、水分もナトリウムイオンも喪失します。

脱水の種類

脱水症とは体液が奪われる現象で、軽度の脱水症では細胞外液が主に喪失し、重度になるにつれ細胞内液も喪失していきます。

軽度の脱水では不足した水分は細胞内液からの移動により補われるために、見かけ上のナトリウムイオン濃度は変化が無いか(等張性脱水)移動した水分量が多くナトリウムイオンが希釈され低ナトリウム血症となります。(高張性脱水)。
この様に脱水には3種類ある。

水だけを飲むとどうなるのでしょうか

体内の水分が不足すると脳にある口渇中枢が刺激され、口渇感を感じます。
この際に真水(塩分を含まない水)だけを飲んでも口渇感は満たされますが、それだけは不十分になります。

細胞外液に最も多く存在するなとリウムイオンはその影響を受け全身の倦怠感や吐き気、嘔吐などの症状が現われて更にひどくなると意識障害や痙攣昏睡に至ることがあります。このことを希釈ナトリウム血症と言います。

塩分(ナトリウム)だけを摂ったらどうなのか

では反対に沢山汗をかいて塩を直接舐めるとどうなるのでしょうか?
最近では塩分が簡単に補給できるタブレットがあります。
しかし過剰に塩分を補給すると、身体が低ナトリウム血症(高張性脱水)を起こしていると脳が判断し身体から汗をかきにくくなります。そうなると熱が放出されずかえって熱中症のリスクが高まってしまいます。

なので塩や塩分タブレットを摂取するにしても水分を同時に取りながら気を付けなければいけないので、適度に水分、塩分(ナトリウム)を摂りましょう.

まとめ

今回は塩分(ナトリウム)と浸透圧の関係性についてお話ししました。
水分を摂るという意味でも塩分(ナトリウム)だけでなく真水(塩分を含まない)も一緒に摂取するべきだということが分かりましたね。

今回をきっかけに身体を動かす時に意識して取り入れてみて下さい!
次回は糖質と浸透圧についてお話していきます。


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