こんにちは!
パーソナルトレーナーの阿立です。
本日は前回お話ししていたファスティングシリーズのファスティングの効果の後編のお話したいと思います。
前編をまだご覧になられていない方はまずそちらからご覧ください。
それではお話していきます!
ファスティングの効果:リフレッシュ(代謝の活性化と内臓の休養)
体内には約3000種類もの潜在酵素があり、消化吸収や代謝など、体内の化学反応を起こす際の媒体として働いています。
潜在酵素は細胞の再生や修復、神経やホルモンのバランスを調整し、恒常性を維持することによって、免疫機能を保持する「代謝酵素」と食物に対して直接的な消化作用がある「消化酵素」に大別されます。
代謝酵素と消化酵素はお互いに関係しており、消化酵素が分泌されると代謝酵素の活性が弱まり、消化酵素の分泌量が減ると代謝酵素は活性化すると言われています。
潜在酵素の優先順位としては消化酵素が最優先にあるため、どのような食事をするかによって、潜在酵素のバランスは変化し続けます。
ファスティング時は、食物を摂らないことにより、消化酵素の分泌が抑えられて代謝酵素の働きが活発になる。
そのため、慢性的な倦怠感や不調の改善が期待できます。
疲労で機能が低下していた内臓(特に消化器官)も、ファスティングをすることで食べるという行為によるストレスから解放され、機能が回復します。
そして免疫機能が活発になり、自然治癒力の向上が期待できます。
【酵素とは??】
酵素とは、生体で起こる化学反応に対して媒体として機能する分子です。
酵素によって媒体される反応を、酸素的反応といいます。このことについて酵素の構造や反応機構を研究する古典的な学問が酵素学です。
酵素は生物が物質を消化する段階から吸収・分布・代謝・排泄に至るまでのあらゆる過程に関与しています。
生体が物質を変化させて利用するのに、酵素は欠かせません。
ファスティングの効果:リラックス効果
脂肪の燃焼が進むと、脂肪の代謝産物としてケトン体が脳で代謝されると脳内はα波状態(集中、リラックス)になるため、思考が聡明化し、記憶力や集中力が向上するのが特徴です。
ファスティングによる空腹状態が続くと覚醒の神経伝達物質であるオレキシンというホルモンが分泌され、五感が研ぎ澄まされます。
【ケトン体とは??】
アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸(β-ヒドロキシ酪酸)、アセトンの総称です。
脂肪酸ならびにアミノ酸の不完全代謝産物で肝臓でのみ合成されます。
グルコースが枯渇しているような絶食時、激しい運動、高脂肪食においてもケトン体が生成されます。
骨格筋、心臓、腎臓などでもエネルギー源となるが、肝臓ではエネルギー源として利用できません。
ファスティングの効果:リセット(生活習慣の改善)
ファスティングを行うことで、食や自身の健康への関心は深まります。
また、食欲の克服や目標を達成することで、その後の食生活はより良質なものに変化していきます。
ファスティングを繰り返し、食生活を改善していくことで味覚は大きく変化し、身体に良い物を「おいしい」と感じるようになります。
・喫煙者がタバコをやめる。
・コーヒーを1日5は飲んでいた人が1日1杯になる。
・濃い口が好きだったのに薄口が好きになる
このような感じでファスティング経験者は食生活が健康方向へシフトしていきます。ファスティングとともに深まった食への関心や知識は、身体をこれまでの悪習慣から解放し、本来持つ機能や感覚を取り戻させてくれます。
いかがでしたでしょうか。
ファスティングはダイエットだけではなく健康にも生かせるのがいい所ですね!
今後もファスティングシリーズ続きます!
お楽しみに!
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