こんにちは!
パーソナルトレーナーの阿立です。
本日もファスティングシリーズのお話をしていきたいと思います。
ダイエットなどで話題になったファスティングですが本当の効果をご存知でしょうか。決して体重が落ちることがファスティングの主な効果ではないのです。
現代日本人こそファスティングをしておきたい理由であるファスティングの効果についてお話いたします。
ファスティングの効果:デトックス
ファスティング中は細胞内外でデトックスが進み、体内環境が整っていきます。
特に有害金属や食品添加物、宿便などの腸内滞留物は、食事を摂ることによって体内に蓄積するため、食事を断つことでデトックスを進行させることができます。
デトックスが進むことで、慢性的な不調の軽減や消化器官をはじめとする内臓機能の向上、健やかな肌を作るなどの様々な効果が期待できます。
デトックスの効果を十分に得るためには、平均で4~5日以上のファスティング機関が必要です。
【毒素の種類】
≪外因性≫
〇内容
たばこ、薬物、刺激物の飲料水、排気ガス、有害金属、食品添加物、ストレス、緊張、不安
〇多く含む物
農薬、加工食品、インスタント食品、ダイエット食品、清涼飲料水、コーヒー、排気ガス、副流煙
≪内因性≫
〇内容
ウイルス感染による毒、代謝産物
≪自家製≫
〇内容
代謝物(便、尿)
毒素の中でも、排便によるデトックス効果は非常に高く、悪玉最近の減少が期待できます。
腸内に滞留した便の成分のほとんどは脂質とたんぱく質で、それらが腐敗することにより、腸内細菌バランスが悪玉菌優位の状態になってしまいます。
そんな悪玉菌が減ることで、腸内細菌バランスを向上させ、慢性的な不調が改善された例も多くみられます。
ファスティングによる滞留便の排出は、平均でファスティング4日目から起きるとされています。滞留便の量は個人差があり、多い人は5~7㎏もあるそうです。
ファスティングの効果:ダイエット(脂肪燃焼回路の確立)
ファスティング時は日常と比べて摂取カロリーが大幅に低下します。
食事による摂取エネルギーが活動エネルギーを下回ると、体内でエネルギー負債が起こります。
そのため体内に一定量蓄えられている糖質(筋グリコーゲン、肝グリコーゲン)をメインのエネルギー源として使用することになります。
しかし貯蔵されているグリコーゲンの量には限りがあります。
それらを使い切ると、体内に貯蔵されている脂肪を燃焼させてエネルギー生産するようになり、主なエネルギー源が糖質から脂質に切り替わります。これが脂肪燃焼のメカニズムです。
脂肪組織に多く存在する脂肪細胞は、まず、遊離脂肪酸として血中に溶け出します。遊離脂肪酸は血液に乗って運搬され筋細胞内のミトコンドリアへ運ばれて燃焼します。
脂肪がメインエネルギーになると、これらのステップを繰り返し続けるため、脂肪を燃焼させるための回路が確立され、脂肪を燃焼させやすい身体になっていくんです。
体内に貯蔵されたグリコーゲンを使い切るためには、平均して2~3日ほどかかります。確実に脂肪を燃焼させるためにはファスティングを3日以上続ける必要があります。
脂肪を燃焼させることは単にダイエットの為だけではありません。
脂肪細胞内に溜まっていた毒素の排出や、体内の脂肪酸のアンバランスリセットなども期待できます。
今回は2つのファスティングの効果をお話しました。
次回ファスティングの効果の後編をお話いたします。
・ボディメイク
・姿勢改善
・健康増進
・筋力アップ etc…
・何をしたらいいのか分からない。
・一人でトレーニングできるようになりたい。
・専門的な指導を受けてみたい。
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