日別アーカイブ: 2025年6月17日

「食べるだけで脚が細くなる?」管理栄養士が教える“むくみ解消”最強の夏食材7選!

1.むくみが起こるメカニズムと対策の基本

1-1.むくみの原因

  • 塩分の取りすぎ・水分停滞:余分な塩分や水分が血管外ににじみ出し、間質に溜まる。

  • 血流・リンパの滞り:長時間の立ち仕事、運動不足、冷えなどで血管・リンパの流れが悪くなる。

  • ホルモンバランス:女性の生理前や更年期によるホルモン変動で水分分布が偏る。

  • たんぱく不足・血管漏出:低蛋白状態では血管内の水分保持力が低下しやすい。

  • 代謝異常や内臓疾患:腎機能・心機能・肝機能低下などでもむくみやすくなる。

1-2.解消法の基本ポイント

  • 塩分を控える ⇒ 水分保持を減らす

  • カリウムやマグネシウムを摂る ⇒ 利尿作用で余分な水分捨てる

  • 低脂質・高たんぱくでむくみにくい体をつくる

  • 血流・リンパを良くする生活習慣

  • むくみに良い食材を旬に取り入れることで効率的に栄養補給


2.むくみ解消に効果的な旬の食材トップ7

以下では、むくみに効く季節の食材を、特徴・含まれる栄養・調理法・レシピ例とともに詳述します。日本の四季に合わせて紹介しますので、旬を上手に活かしてください。

2-1.枝豆(夏)

特徴・メリット

  • ビールなどの栄養バランス食として人気だが、実はむくみ改善にも◎

  • カリウムが豊富で、余分なナトリウム・水分を体外に排出

  • タンパク・食物繊維・ビタミンB群も豊かな優秀食材

主な栄養素(100g あたり)

  • カリウム:約540mg

  • マグネシウム:約64mg

  • タンパク:約11g

  • 食物繊維:約5g
    ※茹でると多少減るが、薄皮ごと調理すれば効率よく摂取可能

調理のポイント・レシピ例

  • 茹で枝豆+粗塩:流水で下洗いし、軽く塩ゆでした後、冷やして食前の“おつまみ”にも◎

  • 枝豆入り冷茶漬け:むくみが気になる夏の食欲低下期におすすめ。枝豆・大葉・梅干し少々で爽やかに。


2-2.冬瓜(夏〜早秋)

特徴・メリット

  • カリウム&水分含有量大。カロリーも極めて低い(100gあたり10kcal程度)

  • 含まれる瓜ペクチンにはむくみ改善・消化促進作用

  • 煮崩れしにくく、出汁との相性も抜群

主な栄養素(100gあたり)

  • カリウム:約120mg

  • 水分:約95%

  • 食物繊維:約0.5g

調理のポイント・レシピ

  • 冬瓜スープ:昆布&鶏だしで柔らかく煮込み、むくみを流す塩分控えめ仕様

  • 冬瓜の冷やし煮:薄味で冷やし、茹でた青葱やおろし生姜をかけて風味アップ


2-3.きゅうり(初夏〜夏)

特徴・メリット

  • 低カロリー&カリウム多。水分も80%以上

  • シンプル・即席でむくみケア可能

主な栄養素(100gあたり)

  • カリウム:約150mg

  • 水分:約96%

  • ビタミンK・Cなども含む

調理例

  • 浅漬け:塩もみ→酢・砂糖少々・半日冷蔵保存 →利尿作用と清涼感

  • きゅうりスムージー:無糖ヨーグルト・ミントと共に。水分代謝アップ。


2-4.トマト(夏)

特徴・メリット

  • リコピン・カリウムの宝庫。良質な抗酸化作用あり

  • 利尿効果とむくみに強い抗炎症作用がある

主な栄養素(100gあたり)

  • カリウム:約250mg

  • リコピン:約3mg

  • ビタミンC・ビタミンE・β‑カロテンなど

調理例

  • 冷製トマトマリネ:トマト・玉ねぎ・お酢・EXバージンオイル。お酢とオイルでむくみ対策強化

  • トマトスープ:おろし生姜&コンソメと合わせて、むくみと冷え対策に


2-5.パイナップル(夏)

特徴・メリット

  • ブロメライン(消化酵素)+カリウム多数

  • 消化を助けつつ余分なたんぱく質の排出と水分代謝改善

  • 甘みでデザート感覚

主な栄養素(100gあたり)

  • カリウム:約110mg

  • ビタミンC:48mg

  • 食物繊維:1.4g

調理例

  • カットパイナップル:食後にそのままで

  • 冷製スムージー:ヨーグルト・ミント・氷で爽快


2-6.モロヘイヤ(夏)

特徴・メリット

  • カリウム・カルシウム・マグネシウム豊富、ネバネバ成分で塩分吸着の吸湿排出

  • β‑カロテンも多く粘膜維持・抗炎効果あり

主な栄養素(100gあたり)

  • カリウム:約490mg

  • 食物繊維:約2.5g

  • β‑カロテン:約16,500µgRE

調理例

  • モロヘイヤのおひたし:お浸し+少量醤油

  • モロヘイヤ冷製スープ:ブレンダー/ミキサーで食べやすく。


2-7.冬の根菜類(冬)

冬は温め&血行促進がむくみ改善の鍵。カリウム豊富な根菜を活用しましょう。

大根・かぶ

  • カリウム豊富・消化酵素あり。大根おろし冷えケアにも好適

ごぼう

  • 食物繊維とサポニンで利尿・血流改善

里芋

  • カリウム多・水溶性食物繊維ペクチンでむくみ防止


3.効果を高める調理・食生活ポイント

  1. 加熱しすぎない:ビタミンミネラルを極力過失しない

  2. 塩分コントロール:出汁や香味野菜を最大活用

  3. 食事バランス:高たんぱく・良質脂質と野菜果物を必ず組合せ

  4. 水分タイミング:起床後・食間などに水分代謝促進を意識

  5. 香味素材活用:生姜・ネギ・ニラなどで冷えや代謝もサポート


4.サンプル献立プラン(1週間分)

月曜(暑い午後)

  • 朝:枝豆と大葉の玄米おにぎり+きゅうり浅漬け

  • 昼:トマトとモロヘイヤの冷製スープ+サラダチキン

  • 夜:冬瓜と鶏ささみの塩麴スープ+おろし大根

火曜(曇天)

  • 朝:モロヘイヤおひたしと納豆ご飯

  • 昼:冬瓜冷やし煮+枝豆おかか和え

  • 夜:きゅうりとパイナップルのフルーツサラダ

…(中略)

冬や変わりやすい季節にむくみやすい方も、旬の野菜を取り入れることで「無理なく」「続けられる」むくみ対策が可能です。


5.生活習慣の補足アドバイス

  • 下半身マッサージ:寝る前5分で足首からふくらはぎへ手のひら圧で流す

  • 軽い有酸素運動:週3~4回、ウォーキングやストレッチ

  • 入浴(半身浴):冷えと血行不良に対して効果的

  • 足元の冷え対策:夏でも靴下で蒸れない素材を活用

  • 規則正しい排尿習慣:我慢せずトイレへ行く


6.専門家からのワンポイントコメント

  • 栄養士:むくみ相談の背景には「塩分過剰」「冷え」「筋肉量不足」が多く、まずは食事の改善と日常的な「流れ作業」を意識してほしい。

  • ドクター:糖・塩分の摂りすぎや運動不足の放置は循環器系の負担に繋がるので、むくみは“体からのSOSサイン”として軽視しないで。


7.まとめ

  • むくみ対策にはカリウム・マグネシウム・食物繊維を含む旬の食材を積極的に取り入れよう

  • 枝豆・冬瓜・きゅうり・モロヘイヤ・トマト・パイナップルなど、季節に応じた食材で“無理なく”続けられる献立を構築

  • 調理法は“塩分控えめ/ビタミンミネラルを残す方法”を意識

  • 食生活だけでなく「日常の循環促進習慣」も取り入れることで、むくみのリスクを大きく減らせます

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このように、旬の食材を上手に組み合わせることで、内側からむくみを解消し、すっきり感や代謝アップにつなげることができます。美味しく楽しみながら、むくみにサヨナラしましょう!


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