日別アーカイブ: 2025年6月13日

「胃が重い…」が毎朝スッキリ!医師もすすめる“胃腸が弱る季節”の朝ごはん7選

胃腸が弱る季節におすすめの朝食パターン:体を整える一日のスタート

はじめに

四季折々の変化に富む日本では、季節の移り変わりが体調に大きな影響を与えます。特に「胃腸」は外部環境の影響を受けやすい臓器のひとつ。梅雨時や夏の冷房、秋の乾燥、冬の冷え込みなど、それぞれの季節に特有の気候条件が胃腸機能を低下させる原因になります。

そうした季節性の不調に備えるために、朝食は極めて重要な役割を果たします。朝は体内時計をリセットし、自律神経を整え、一日の活動の土台を作る時間帯です。だからこそ、季節に合った朝食を意識することが、胃腸の健康を守る第一歩になります。

この記事では、季節ごとに胃腸がどのように弱るのかを解説し、それぞれに合ったおすすめの朝食パターンや食材、具体的なメニュー例まで詳しくご紹介します。


胃腸が弱る原因とは?

1. 自律神経の乱れ

朝晩の気温差や日照時間の変化により、自律神経が乱れると胃腸の働きが鈍くなります。特に副交感神経が優位でなくなると、胃の蠕動運動(ぜんどううんどう)や消化液の分泌が低下し、食欲不振や胃もたれ、便秘などが起こります。

2. 冷えと湿気

冷たい飲食物の摂取や冷房のあたりすぎは、胃腸を内側から冷やします。湿気の多い梅雨や夏は、胃腸に“湿邪(しつじゃ)”が溜まりやすく、消化吸収能力を弱めます。

3. 食生活の乱れ

夏バテや疲れによる食欲不振、年末年始の暴飲暴食などが引き金となり、胃腸に負担をかけるケースも少なくありません。


季節別・胃腸にやさしい朝食の基本構成

基本の朝食構成(胃腸が弱っているとき)

  • 主食:消化の良い炭水化物(おかゆ、軟飯、うどんなど)
  • 汁物:味噌汁やスープ(温かく、発酵食品やだしを活用)
  • たんぱく質:卵、豆腐、白身魚、鶏ささみ、納豆
  • 野菜・食物繊維:煮野菜、根菜、やさしい葉物
  • ドリンク:白湯、常温の水、温かいお茶(緑茶・生姜湯など)

春:気温差と自律神経の乱れに注意

春は寒暖差が激しく、また新年度のストレスや生活リズムの変化から、自律神経が乱れやすくなります。胃の働きが低下し、食欲不振や胃のムカつきが出やすくなります。

春のおすすめ朝食パターン

  • 七草粥+味噌汁(キャベツ・人参・豆腐)+半熟卵
  • うどん+しらすと小松菜のおひたし+常温の緑茶
  • 雑炊(鮭入り)+納豆+小鉢野菜+白湯

ポイント

  • 温かく、柔らかいもの中心に
  • 根菜や豆腐など、体を温める食材を活用
  • 苦味野菜(春菊やふきなど)を加えると肝の働きを助けて消化力がアップ

夏・梅雨:冷えと湿気による消化不良

高温多湿の夏や梅雨は、食欲が低下しやすくなります。冷たい飲み物やアイスの取りすぎ、冷房による体の冷えが重なり、胃腸の機能が著しく落ち込みます。

夏のおすすめ朝食パターン

  • 冷やしすぎないおかゆ+具沢山の味噌汁(かぼちゃ・オクラ・ナス)+半熟卵
  • うどん(生姜・みょうが・大葉の薬味)+豆腐サラダ+温かい緑茶
  • オートミールのおじや(鶏むね肉と人参)+ヨーグルト+白湯

ポイント

  • 「冷たい=さっぱり」ではなく、常温〜温かいものを中心に
  • 胃腸の冷えを防ぐために、生姜やにんにくなどの香味野菜を適量加える
  • ヨーグルトや納豆などの発酵食品も腸内環境を整える

秋:夏の疲れが残る、乾燥に注意

秋は気温が落ち着いてくる一方で、夏の疲れが残ったまま胃腸が弱っている人も多いです。加えて乾燥が進むことで腸の動きが鈍くなり、便秘や肌荒れが起こりやすい時期です。

秋のおすすめ朝食パターン

  • 雑穀入りおじや(大根・人参・きのこ)+温泉卵+味噌汁
  • サツマイモ粥+小松菜としらすの炒め物+緑茶
  • おからと豆腐の和風ハンバーグ+玄米+味噌汁+フルーツ(柿やリンゴ)

ポイント

  • 腸の乾燥対策として、**水溶性食物繊維(海藻、オクラ)**を意識して摂る
  • サツマイモやカボチャなど、優しい甘みと繊維のある野菜を使う
  • よく噛むことで消化の手助けになる

冬:冷えによる胃腸の機能低下

冬は体の冷えにより、血流が悪くなり、胃腸の働きが落ちやすくなります。体温を上げるためにも、朝食にたんぱく質と温かい料理をしっかり摂ることが重要です。

冬のおすすめ朝食パターン

  • 鶏と根菜の味噌スープ+雑穀ごはん+半熟卵+温かいほうじ茶
  • あんかけうどん(しょうが入り)+豆腐と白菜の煮物+白湯
  • おかゆ+塩鮭のほぐし身+小松菜のお浸し+味噌汁

ポイント

  • 鍋の残りスープを朝食に活用するなど、一皿で温まる工夫
  • 体を芯から温める「陽性食材」(生姜、味噌、にんにく)を活用
  • 白湯やスープを必ず添えて、胃腸を最初に温めてから食べ始める

胃腸に優しい朝食の習慣化のために

  • 起床後すぐに食べない:起床後15〜30分は白湯でゆっくり胃を起こす時間に
  • 温かい飲み物を習慣に:白湯、生姜湯、ハーブティーなどで内臓温度をアップ
  • 朝食を“立ち食い”しない:座って、ゆっくり咀嚼して消化吸収を助ける
  • 前日の夕食を軽くする:朝食時に胃がもたれている場合は夕食の見直しを

まとめ

胃腸は健康の要であり、特に季節の変化に敏感です。日々の朝食を「胃腸のためのリズム調整」として活用することで、体全体の調子が整いやすくなります。

四季それぞれに合った「やさしい」「温かい」「消化の良い」食材やメニューを意識することで、不調を未然に防ぐことができます。朝食の時間を少しだけ丁寧に整えることで、一日を快適に、元気に過ごすための土台が作られていくのです。

ぜひ今日から、あなたの朝食習慣を見直してみてください。それは、自分自身を大切にする最初の一歩です。


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