「風邪じゃないのに喉が痛い…」その正体は“非感染性のど痛”だった!季節の変わり目に急増中!


季節の変わり目に急増する「非感染性のど痛」の実態とは

季節の変わり目――春から夏、夏から秋、秋から冬といった移行期には、私たちの体調にさまざまな変化が現れます。特に多くの人が訴えるのが「喉の痛み」です。のどの痛みと聞くと、風邪やインフルエンザ、最近では新型コロナウイルス感染症など、感染症を連想する人が多いでしょう。

しかし実際には、感染とは無関係な「非感染性のど痛」が多く報告されています。本記事では、非感染性のど痛の原因、症状、対処法、そして予防策までを詳しく解説します。特に季節の変わり目において、なぜこのような症状が増えるのか、その背景にある身体のメカニズムを探っていきます。

非感染性のど痛とは?

非感染性のど痛とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染症ではなく、環境の変化や生活習慣、身体的・精神的なストレスなどが原因で引き起こされる喉の痛みのことを指します。感染症と異なり、発熱や倦怠感、喉の腫れなどが見られないことが多く、医療機関を受診しても「異常なし」と診断されることも少なくありません。

主な特徴

  • 喉の違和感(イガイガ、ヒリヒリ)

  • 声のかすれ

  • 軽度の痛み(持続的)

  • 発熱などの全身症状がない

  • 繰り返し起こることが多い

季節の変わり目に症状が増える理由

1. 気温と湿度の急激な変化

春や秋は、日中と夜間の寒暖差が激しくなり、身体の体温調整機能が追いつかないことがあります。特に朝晩の冷え込みは、喉の粘膜に直接影響を及ぼし、乾燥や刺激による炎症を引き起こします。また、暖房や冷房によって室内の空気が乾燥することで、喉の粘膜が弱くなり、刺激に敏感になりやすくなります。

2. 空気中のアレルゲンの増加

春のスギ・ヒノキ花粉、秋のブタクサやヨモギなどの花粉、ハウスダストなど、季節の変わり目には空気中のアレルゲンが増加します。これらが喉の粘膜を刺激し、アレルギー反応として炎症や痛みを引き起こすことがあります。これを「アレルギー性咽頭炎」とも呼び、非感染性のど痛の一因となります。

3. 自律神経の乱れ

季節の変わり目は気圧や日照時間などの環境要因の変化が激しく、自律神経のバランスが乱れやすくなります。自律神経は免疫機能や消化機能、体温調節などを司っており、その乱れによって身体全体の免疫力が低下。喉の粘膜もその影響を受けやすく、痛みや違和感が生じやすくなります。

4. ストレスと疲労

春は新学期や新生活のスタート、秋は仕事が忙しくなる時期など、精神的・身体的なストレスが溜まりやすい時期でもあります。ストレスは自律神経を介して免疫機能を低下させ、また喉の筋肉の緊張を引き起こすことで、痛みを感じやすくすることがあります。

5. 声帯や喉の酷使

オンライン会議や電話対応、授業やプレゼンなどで長時間話す機会が多い人は、喉を酷使しやすく、声帯に負担がかかります。これにより声が枯れる、喉が痛くなるなどの症状が現れます。

非感染性のど痛の対処法

1. 室内の加湿

空気の乾燥は喉の粘膜にとって大敵です。加湿器を使用する、濡れタオルを部屋に干すなどして、湿度を50~60%程度に保つことが望ましいです。

2. こまめな水分補給

喉を潤すためには、常に口の中や喉を湿らせることが大切です。水やお茶、ハーブティーなどをこまめに飲むことで、粘膜の乾燥を防げます。

3. マスクの着用

外出時や寝ている間にマスクを着用することで、喉を乾燥から守ることができます。また、花粉やホコリなどのアレルゲンの吸入も防げるため、一石二鳥の効果があります。

4. うがい

外出から帰った際や朝起きた時にうがいをすることで、喉に付着したアレルゲンや汚れを洗い流すことができます。特に塩水でのうがいは、喉の炎症を抑える効果があるとされています。

5. 喉を休める

無理に声を出し続けると、喉の筋肉や粘膜に負担がかかります。喉の痛みや違和感を感じたら、会話を控えたり、静かな環境で喉を休ませることが重要です。

非感染性のど痛の予防策

  • 睡眠をしっかり取る(7~8時間)

  • バランスの取れた食事(ビタミンA、C、Eを含む食品を意識)

  • 軽い運動を継続する(ウォーキング、ヨガなど)

  • ストレスを溜めない(深呼吸、瞑想、趣味の時間を確保)

医療機関を受診すべきタイミング

非感染性のど痛は自己管理で治まることが多いですが、以下のような場合は医療機関の受診を検討してください。

  • 喉の痛みが1週間以上続く

  • 痛みが強くなる一方である

  • 呼吸がしにくい、嚥下困難がある

  • 発熱や咳などの他の症状がある

まとめ

非感染性のど痛は、私たちが季節の変わり目に最もよく経験する身体の異変のひとつです。感染症と違って明確な診断がつきにくいため、自己判断で放置しがちですが、早めのケアが回復への鍵となります。日常生活の中でできる小さな工夫――加湿、うがい、水分補給、喉を休める、アレルゲンの除去などを心がけることで、快適な季節の移り変わりを迎えることができるでしょう。

あなたの喉の違和感、もしかしたら「非感染性のど痛」かもしれません。症状を正しく理解し、適切な対応をとることが、健康な毎日への第一歩です。


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