短期断食
(ファスティング)を5月に始めると成功しやすい
科学的理由
はじめに:なぜ今、ファスティングなのか?
ここ数年、体内環境のリセットや代謝改善、さらにはメンタルの安定を目的に「ファスティング(断食)」を取り入れる人が急増しています。中でも注目されているのが「短期断食(ショートファスティング)」。これは1〜3日間程度の断続的な断食を行い、無理なく体調を整える方法です。
しかし、ファスティングは実施する“時期”によって成功率や効果の出方が大きく変わることをご存知でしょうか?実は、5月という季節は科学的にもファスティングに適した“絶好のタイミング”なのです。
本記事では、なぜ5月に短期断食を始めると成功しやすいのか、その科学的な理由をさまざまな角度から掘り下げていきます。
理由①:5月の安定した気候が「自律神経」に優しい
春先〜初夏の5月は、寒暖差が激しい4月を抜け、比較的気温と湿度が安定してくる季節です。この「気候の安定」は、交感神経と副交感神経のバランスを取りやすくし、体内の恒常性(ホメオスタシス)を保つ上で非常に重要な要素となります。
ファスティング中は、普段よりも交感神経がやや優位になる傾向があります。そのため、気候が不安定だと自律神経が乱れやすく、疲労感やめまいなどの不調が出やすくなります。5月の穏やかな気候はこのリスクを下げ、断食中のストレスを最小限に抑えるのに役立ちます。
また、自律神経が整っていると「空腹ホルモン(グレリン)」や「満腹ホルモン(レプチン)」の分泌も安定しやすく、暴飲暴食のリバウンドを防ぐうえでも好都合です。
理由②:日照時間の増加で「セロトニン」が活性化する
5月は日照時間がぐっと伸びる時期でもあります。この日光の恩恵によって活性化されるのが「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質です。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、ストレスの緩和や精神の安定に大きく寄与します。
ファスティングでは、一時的に血糖値が低下することによりイライラや集中力の低下が生じることがありますが、セロトニンの分泌が活性化していれば、その影響は和らぎやすくなります。
さらにセロトニンは、睡眠ホルモンである「メラトニン」の材料でもあります。ファスティング中の良質な睡眠を確保するためにも、5月の長い日照時間は大きなアドバンテージです。
理由③:「冬型食欲」のリズムが緩和される
人間の食欲には季節的な変動があります。冬場は寒さに備えて「高カロリーなもの」を求めやすく、自然と食欲が旺盛になります。これを「冬型食欲」と呼びます。
一方、春から初夏にかけては気温の上昇とともに代謝が高まり、体内の余分な脂肪や老廃物を排出しやすい「デトックスの季節」になります。5月はまさにこの切り替わり期にあたるため、食欲も徐々に落ち着いてきます。
この時期にファスティングを行うことで、食欲に逆らうストレスを感じにくく、自然な形で食事制限を受け入れやすくなるのです。
理由④:「肝臓」が最も働きやすい季節だから
東洋医学では、春(特に3〜5月)は「肝の季節」とされ、肝臓が活発に働く時期とされています。肝臓は栄養の代謝・解毒・胆汁の生成など多くの生命維持機能を担っており、ファスティング中には特にこの肝機能の働きが重要になります。
短期断食中は、体が脂肪をエネルギー源として使う「ケトン体回路」に切り替わることがあります。その際、肝臓は脂肪酸を分解してケトン体を合成する重要な役割を果たします。
5月に肝臓が活性化しやすいということは、脂肪代謝や解毒作用もスムーズに行われやすく、ファスティングの効果を最大限に引き出せるということです。
理由⑤:「旬の野菜と果物」がファスティング明けに最適
5月は「初夏野菜」が旬を迎える時期でもあります。たとえば、アスパラガス、そら豆、グリーンピース、セロリ、スナップエンドウなど、食物繊維とカリウムを豊富に含み、腸のリセットやむくみ解消に役立つ食材が豊富に揃います。
さらに、断食明けに最初に口にする「回復食」は極めて重要であり、ここで失敗するとリバウンドや体調不良を招きやすくなります。
5月はこうした旬の野菜が自然と手に入りやすく、調理もシンプルで済むため、回復食の準備と実施がスムーズになります。これがファスティング成功の大きな後押しとなります。
理由⑥:「連休明けのリズム修正」に使える
5月といえばゴールデンウィーク。長期休暇によって生活リズムが乱れがちになる時期です。この「生活リズムのゆるみ」こそ、ファスティングの導入にとっては絶好のチャンスとなります。
ファスティングは食事だけでなく、睡眠時間や活動量の再調整にも効果的です。あえて一度“ゼロ”の状態にリセットすることで、体内時計をリセットし、乱れた生活習慣を整えやすくなります。
その意味でも、ゴールデンウィーク明けに短期断食を取り入れることで、心身ともに再スタートを切る“スイッチ”として活用できます。
理由⑦:水分摂取の習慣が身につきやすい
5月は気温が徐々に高くなり、水分補給が意識されやすくなる時期です。ファスティング中は固形物を控える代わりに、水分をしっかりと摂取する必要があります。
この時期ならではの「喉の渇き」を味方にすれば、普段水分不足気味の人でも自然と水やハーブティー、ミネラル補給ドリンクなどをこまめに摂る習慣が身につきます。
水分摂取がしっかりできていれば、断食中に起こりやすい頭痛や便秘、倦怠感といった副反応も大きく抑えることが可能です。
まとめ:5月のファスティングは“科学的にも理にかなっている”
いかがでしたか?
5月に短期断食を行うことで得られるメリットは、単なる思いつきではなく、科学的にも非常に理にかなっています。
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自律神経が安定しやすい
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セロトニン活性による精神安定
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季節的な食欲低下
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肝臓機能の活性化
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旬の食材で回復食が充実
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生活リズムのリセットに最適
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水分習慣の定着
これらの理由を踏まえれば、5月のファスティングは無理なく、しかも高い成功率で行える可能性が高いのです。もし「今年こそ体内リセットを」と考えている方がいれば、5月中の短期ファスティングからスタートしてみてはいかがでしょうか?
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