日別アーカイブ: 2025年5月1日

夏目前、なんか疲れるのは気温のせい?“自律神経の微乱れ”がヤバい理由と対策まとめ

春から夏への気温変化による自律神経の微細な乱れとそのケア方法

はじめに

季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期とよく言われますが、特に「春から夏」にかけての時期は、朝晩の寒暖差が大きく、湿度や気圧も急激に変化します。このような環境の変化は、私たちの体内の調整機能、つまり「自律神経」に少なからぬ影響を及ぼします。

とりわけ、気温が20度前後から30度近くまで上昇する初夏の時期は、気づかぬうちに自律神経が乱れやすくなり、疲労感や集中力の低下、睡眠の質の悪化など、さまざまな不調を引き起こす要因となるのです。

この記事では、春から夏にかけての気温変化がどのように自律神経に影響を与えるのかを科学的に解説し、その微細な乱れに対処するための具体的なケア方法を紹介していきます。


自律神経とは? 〜その役割と重要性〜

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。交感神経は「活動モード」、副交感神経は「休息モード」を司り、私たちの体のあらゆる機能—心拍数、血圧、体温、発汗、消化など—を24時間自動で調整しています。

このバランスが崩れると、以下のような症状が現れることがあります:

  • 慢性的な疲労感

  • 頭痛や肩こり

  • 不眠や寝つきの悪さ

  • 胃腸の不調(便秘、下痢、食欲不振)

  • 気分の落ち込みやイライラ

春から夏にかけて、このバランスが「微細に」崩れるケースが多く、原因がはっきりしないまま不調を抱える人が増えているのです。


春から夏への気温変化が自律神経に与える影響

1. 寒暖差ストレス

春先は朝晩が肌寒く、日中は20度を超える暖かさになることもあります。そして5月から6月にかけては急に30度近い夏日が現れるなど、気温の振れ幅が非常に大きくなります。この「寒暖差」は自律神経に大きな負担をかけます。

気温が急に上がると、体は熱を放出するために血管を拡張し、発汗を促します。一方、急に冷えると血管を収縮させて熱を逃がさないようにします。このような自動調整を自律神経が担当しているため、寒暖差が激しいと頻繁にスイッチングを余儀なくされ、負荷が蓄積していきます。

2. 湿度と気圧の変化

春から梅雨、そして初夏へと移行する中で、湿度も徐々に上がっていきます。また、天候の変化に伴って気圧も不安定になりがちです。これらの変化もまた、自律神経に影響を与えます。

湿度が高くなると体温調節がうまくいかず、汗が蒸発しにくくなります。その結果、体内に熱がこもりやすくなり、疲労感やだるさを引き起こします。気圧の低下は、副交感神経が過剰に優位になり、倦怠感や眠気を引き起こすこともあります。

3. ライフスタイルの変化

春から夏にかけては、入学や入社、人事異動などの生活環境の変化が起きる時期でもあります。新しい生活リズムや人間関係の変化は精神的ストレスとなり、これもまた自律神経を乱す要因になります。


自律神経の微細な乱れに気づくサイン

多くの場合、重篤な症状が現れるわけではありませんが、以下のような「小さな違和感」が増えたら、自律神経のバランスが崩れている可能性があります。

  • 朝の目覚めが悪くなった

  • 食後に強い眠気を感じる

  • 日中に集中力が続かない

  • なんとなくイライラする

  • 胃腸の調子が悪く、便秘気味

  • 夜中に何度も目が覚める

このような症状がいくつか重なる場合は、積極的なケアを始めるサインと考えてよいでしょう。


自律神経の乱れを整えるケア方法

では、具体的にどのようなケアを行えば良いのでしょうか?以下に日常生活で取り入れやすい方法を紹介します。

1. 一定の生活リズムを保つ

自律神経は体内時計と密接に関係しています。起床・就寝・食事・入浴などをできるだけ同じ時間に行うことで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになります。

特に朝は「同じ時間に起きて朝日を浴びる」ことが重要です。朝日を浴びるとセロトニンという神経伝達物質が分泌され、自律神経のリズムが整いやすくなります。

2. 呼吸を整える

ストレスを感じると呼吸が浅くなり、交感神経が優位になりがちです。意識的に深くゆっくりとした腹式呼吸をすることで、副交感神経が刺激され、リラックスしやすくなります。

おすすめは「4秒吸って、8秒で吐く」呼吸法。1日5分でも構わないので、朝晩の習慣にすると効果的です。

3. 適度な運動を取り入れる

軽い運動は交感神経の活性化を促し、自律神経の切り替え機能を高めます。特におすすめなのはウォーキングやストレッチ、ヨガなどの有酸素運動。毎日20〜30分を目安に、無理なく続けることが重要です。

4. 入浴による温熱刺激

38〜40度のぬるめのお湯に15分ほど浸かると、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。シャワーだけで済ませがちな人は、週に数回でも湯船につかる習慣を取り戻すとよいでしょう。

5. 食生活の見直し

ビタミンB群、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素は自律神経の調整に不可欠です。以下の食材を積極的に摂取すると効果的です。

  • ビタミンB群:豚肉、レバー、納豆

  • マグネシウム:アーモンド、海藻、豆類

  • カルシウム:小魚、乳製品、緑黄色野菜

また、冷たい飲み物やスイーツなどの「冷え」を助長する食事は、体温調整機能を鈍らせるため、避けるようにしましょう。


おわりに

春から夏への気温変化は、私たちの体にとって思っている以上にストレスとなるものです。特に自律神経は、その変化に敏感に反応し、日々の生活の中でじわじわと負担を蓄積していきます。

しかし、その「微細な乱れ」に早めに気づき、丁寧にケアをしていくことで、大きな不調を未然に防ぐことが可能です。

生活リズムを整え、適度な運動や栄養、呼吸法などを取り入れることで、自律神経の健やかな働きを保ち、春から夏にかけての時期を快適に過ごしましょう。


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