「冬のスマホ、実は目に優しい?」知られざるブルーライト不足の落とし穴


冬季ブルーライト不足症候群とは?—冬にスマホが目に優しくなる?

冬になると、「日照時間の短さ」や「寒さ」によって、体調を崩しやすくなる人が増えます。一般的に、冬季うつ(季節性情動障害)などが知られていますが、近年では「冬季ブルーライト不足症候群」という現象も注目されています。

ブルーライトは目に悪影響を与えるものとして知られていますが、実は「冬場のブルーライト不足」も健康に悪影響を及ぼす可能性があるのです。本記事では、冬季ブルーライト不足症候群について詳しく解説し、その影響や対策について考えていきます。


1. ブルーライトとは?—その光の役割

まず、「ブルーライト」とは何かを理解することが重要です。ブルーライト(青色光)とは、波長が380〜500nmの短い波長を持つ光のことを指します。可視光線の中でもエネルギーが強く、特にデジタルデバイスのディスプレイやLED照明などに多く含まれています。

ブルーライトは一般的に「目に悪い」と考えられていますが、実際には以下のような重要な役割も果たしています。

1.1 体内時計の調整

ブルーライトは、私たちの「サーカディアンリズム(概日リズム)」、つまり体内時計の調整に重要な役割を果たします。特に、朝の光を浴びることで、脳内で「メラトニン」という睡眠ホルモンの分泌が抑制され、覚醒状態を作り出します。

1.2 覚醒作用と集中力向上

ブルーライトは脳を活性化させ、覚醒レベルを高める効果があります。そのため、適度なブルーライトを浴びることで、集中力や注意力を高めることができます。

1.3 ビジョンのクリアさを維持

ブルーライトは、視覚のコントラスト感度を向上させる効果もあります。適度なブルーライトを浴びることで、視界がクリアになり、目の疲れを感じにくくなることがあります。


2. 冬にブルーライト不足が問題になる理由

2.1 冬は日照時間が短い

冬になると、日照時間が短くなります。特に、北半球の高緯度地域では、朝7時を過ぎても日が昇らず、夕方16時頃には暗くなることも珍しくありません。このため、太陽光に含まれるブルーライトを浴びる時間が大幅に減少します。

2.2 メラトニン分泌の乱れ

朝に十分なブルーライトを浴びないと、メラトニンの分泌が適切に調整されず、「昼間に眠気を感じる」「朝の目覚めが悪い」といった症状が現れやすくなります。特に、冬は日照時間が短いため、ブルーライト不足により体内時計が乱れやすくなります。

2.3 集中力やパフォーマンスの低下

冬季のブルーライト不足によって、脳の覚醒レベルが下がり、集中力や注意力が低下する可能性があります。これが仕事や学習のパフォーマンス低下につながることもあります。

2.4 季節性情動障害(SAD)のリスク

冬の光不足は、季節性情動障害(SAD:Seasonal Affective Disorder)とも関連しています。これは、日照時間の減少により、セロトニン(幸福ホルモン)の分泌が減少し、気分が落ち込みやすくなる症状です。ブルーライト不足もこれに関与している可能性があります。


3. 冬季ブルーライト不足症候群の対策

では、冬季ブルーライト不足を防ぐためには、どのような対策が有効なのでしょうか?

3.1 朝の光をしっかり浴びる

冬でも、朝はできるだけ屋外に出て、自然光を浴びることが重要です。カーテンを開けて日光を取り入れるだけでも効果があります。

3.2 人工的なブルーライトを活用する

日照時間が短い冬場には、ブルーライトを発するデバイスを適切に活用するのも一つの方法です。例えば、

  • **光目覚まし時計(ライトセラピー)**を使用する
  • ブルーライトを発するLEDデスクライトを利用する
  • スマートフォンやPCを朝の時間帯に使用する

特に、朝の時間帯に適度にスマホやPCを使うことは、体内時計のリセットに役立つ可能性があります。

3.3 夕方以降はブルーライトを控える

一方で、夕方以降にブルーライトを過剰に浴びると、メラトニンの分泌が抑制され、睡眠の質が低下する可能性があります。夜間はブルーライトカットモードを利用したり、ブルーライトカット眼鏡を活用するのがおすすめです。

3.4 適切な生活リズムを維持する

冬季ブルーライト不足症候群を防ぐためには、適切な睡眠・食事・運動を心がけることも重要です。特に、朝食をしっかり摂ることで体内時計をリセットしやすくなるため、朝食抜きは避けたほうがよいでしょう。


4. まとめ:冬のブルーライト不足に気をつけよう!

冬は日照時間が短くなるため、太陽光に含まれるブルーライトを十分に浴びることが難しくなります。その結果、体内時計の乱れ、集中力低下、季節性情動障害のリスクなどが高まる可能性があります。

冬季ブルーライト不足症候群の対策まとめ

朝の光をしっかり浴びる(カーテンを開ける、散歩する)
人工的なブルーライトを活用する(光目覚まし時計、LEDデスクライト)
朝の時間帯にスマホやPCを適度に使用する
夕方以降はブルーライトを控える(ブルーライトカット眼鏡、ナイトモード)
適切な生活リズムを維持する(睡眠・食事・運動を整える)

冬場の健康管理のためにも、「ブルーライトをカットしすぎない」ことが大切です。適切にブルーライトを活用し、冬の健康を守りましょう!


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