日別アーカイブ: 2025年2月6日

「くしゃみ・鼻水が止まらない…その原因、ヒスタミンかも?今すぐできる対策5選!」

寒暖差アレルギーとヒスタミン過剰の関係抗ヒスタミン食の有効性について

はじめに

寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)は、花粉やハウスダストといった特定のアレルゲンに反応する通常のアレルギー性鼻炎とは異なり、気温の急激な変化によって引き起こされる鼻炎症状のことを指します。寒暖差が大きい季節の変わり目や、エアコンが効いた屋内外を行き来する際に、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状が現れることが特徴です。

この症状は、アレルギー反応ではなく自律神経の乱れによるものと考えられてきましたが、最近ではヒスタミンが関与している可能性も指摘されています。ヒスタミンは、アレルギー反応や炎症を引き起こす物質であり、寒暖差アレルギーでも過剰に分泌されることで鼻炎症状を悪化させると考えられています。

そこで、本記事では寒暖差アレルギーとヒスタミンの関係、そしてヒスタミン過剰を抑えるために有効とされる「抗ヒスタミン食」について詳しく解説していきます。


1. 寒暖差アレルギーとは?

1-1. 寒暖差アレルギーの症状

寒暖差アレルギーは、正式には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、主に以下のような症状が現れます。

  • くしゃみ
  • 鼻水(透明でさらさらしている)
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみ(まれ)
  • 喉の違和感

これらの症状は、花粉症や風邪と似ていますが、ウイルスやアレルゲンに関係なく発症する点が異なります。また、発熱を伴わないことが一般的です。

1-2. 原因は自律神経の乱れ

寒暖差アレルギーの主な原因は、自律神経の乱れによるものとされています。特に、寒暖差が7℃以上あると症状が出やすくなるといわれています。

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスによって体温調節や血管の収縮・拡張をコントロールしています。しかし、急激な気温変化にさらされると、このバランスが崩れ、鼻の血管が拡張しすぎてしまい、鼻炎症状が引き起こされるのです。

1-3. ヒスタミンの関与

最近の研究では、寒暖差アレルギーの症状がヒスタミンの過剰分泌とも関係している可能性が指摘されています。ヒスタミンは、アレルギー反応を引き起こす化学物質で、免疫細胞である肥満細胞から放出されます。通常は外部の異物に対して分泌されるものですが、寒暖差による刺激でもヒスタミンが放出されることがあるのです。


2. ヒスタミン過剰と鼻炎症状

2-1. ヒスタミンの働き

ヒスタミンは、体内で重要な役割を持つ物質ですが、過剰に分泌されると次のような症状を引き起こします。

  • 血管の拡張(鼻づまりの原因)
  • 粘液の分泌促進(鼻水の原因)
  • 神経の刺激(くしゃみやかゆみの原因)

つまり、ヒスタミンが過剰に分泌されることで、寒暖差アレルギーの症状が悪化する可能性があるのです。

2-2. ヒスタミン過剰の原因

ヒスタミンが過剰に分泌される原因として、以下のような要因が考えられます。

寒暖差による刺激
急激な温度変化がヒスタミンの放出を促進し、鼻炎症状を引き起こします。

ストレス
自律神経の乱れはヒスタミンの分泌を増加させることが分かっています。

ヒスタミンを多く含む食事
一部の食品にはヒスタミンが多く含まれており、過剰摂取すると症状が悪化する可能性があります。


3. 抗ヒスタミン食の有効性

ヒスタミン過剰を抑えるためには、抗ヒスタミン作用のある食事が有効だと考えられています。

3-1. ヒスタミンを多く含む食品

ヒスタミンの摂取量を抑えるためには、以下の食品を避けることが重要です。

  • 発酵食品(チーズ、キムチ、味噌、納豆)
  • 魚(マグロ、サバ、カツオ)
  • 加工肉(ハム、ソーセージ)
  • アルコール(特にワイン、ビール)

3-2. 抗ヒスタミン作用のある食品

逆に、ヒスタミンの分泌を抑える食品を積極的に摂取することで、寒暖差アレルギーの症状を軽減できる可能性があります。

  • ビタミンCを多く含む食品(レモン、キウイ、ブロッコリー)
  • ケルセチンを含む食品(玉ねぎ、りんご、緑茶)
  • DHA・EPAを含む食品(青魚、亜麻仁油)
  • ポリフェノールを含む食品(コーヒー、カカオ)

3-3. 抗ヒスタミン食の食事例

朝食

  • ヨーグルト(乳酸菌は腸内環境を整える)
  • キウイやオレンジ(ビタミンCが豊富)

昼食

  • サラダ(玉ねぎ、ブロッコリー入り)
  • サバの塩焼き(DHA・EPA補給)

夕食

  • 鶏むね肉のグリル(低ヒスタミン食材)
  • 緑茶(ケルセチンが豊富)

まとめ

寒暖差アレルギーの症状は、自律神経の乱れだけでなく、ヒスタミンの過剰分泌とも関係している可能性があります。したがって、食事によってヒスタミンの分泌を抑えることが、症状の改善に役立つかもしれません。

特に、ビタミンCやケルセチンを含む食品を積極的に摂り、ヒスタミンを多く含む食品を控えることで、寒暖差アレルギーの症状が軽減されることが期待されます。

食事の工夫を取り入れながら、寒暖差アレルギーを上手に乗り切りましょう。


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