こんにちは!パーソナルトレーナーの田中です。
今回は、運動前のスタティックストレッチが運動回数を減らす3つの原因についてお話していきます。
~運動回数を減らす3つの原因とは?
前回のお話しでも登場したブラジルのサンパウロ大学バローゾは要因として3つ考えられることがあると言われています。
1つ目の要因
筋肉を纏めて動かす「運動単位(モニターユニット)」が一部しか働かなくなってしましまうためです!!
トレーニングで筋肥大の効果を最大化させるには、筋肉を形作っている全ての筋線維を収縮させることが大事になってきます。
そこで、重要になってくるのが運動単位です。
これは一つの運動神経と複数の筋線維が纏まったチームのようなもので、運動するときは一つ一つの筋線維が別々に働くのではなくて「1つのチーム」として働いています。
なのでトレーニングをするときはその筋肉にある全てのチームを動員することが筋肥大の効果を高めるのに運動単位が大事になってくるのです。
しかし、トレーニング前にスタティックストレッチ(静的ストレッチ)を行うことで神経活動の発火頻度が減少し運動単位の動員が抑制されます。
2つ目の要因
スタティックストレッチが筋肉の粘りを低下させるためです。
筋肉には弾性要素と粘弾性要素によって構成され、ある程度の粘りがあるため、ゴムのように伸び縮みして、自在に動くことができます。
スタティックストレッチにはこの性質を低下させる作用があり結果的に筋力を低下させます。
3つ目の要因
スタティックストレッチによって筋肉内の血流が極度の貧血になるためです。
バローゾはスタティックストレッチによって筋肉が阻血状態になったままトレーニングを行うと疲労物質を除去できず、疲れやすくなると推測されています。
なので結果的にスタティックストレッチは運動回数を増やすことができなくなる可能性があるのです。
次回はストレッチが筋肥大効果を減少させることについてお話します。
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