日別アーカイブ: 2019年8月2日

ダイエットにおいて炭水化物を選ぶポイント!~GI値とは~

皆さんはGI値という言葉は聞いたことがあるでしょうか?

今回はダイエットにおいて有利になるGI値についてお話していきます。

GI値とは「グリセミック・インデックス」の略で、食後の血糖値の上昇度を示す指標の事を指します。

そして血糖値とは、血液中に含まれるグルコース(ブドウ糖)の濃度で、グルコースは体内でエネルギー源となる重要な役割を果たしています。

炭水化物を摂取すると消化器官で消化・吸収され、血糖値が上がっていきます。

その際GI値が高ければ高いほど吸収が早く、血糖値が上がりやすくなります。

血糖値が上昇すると正常に戻すためにインスリンというホルモンが分泌されます。

インスリンにより、血糖は多くの組織に取り込まれます。多くの糖を摂取した場合、インスリンが通常より多く分泌されます。インスリンは脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制する作用を持っています。したがって、組織で脂肪が蓄積されやすくなります。

インスリンの分泌が少ない、分泌のタイミングが遅い、インスリンの作用が低下するなどの理由から、うまく血糖の処理ができなくなると、血糖値が下がらなくなります。食後数時間たっても、血糖値が下がらない状態が慢性的に続くのが、糖尿病というわけです。

血糖値が上がりやすいのは、すぐエネルギーになりやすいごはんやパン、果物、砂糖などの炭水化物の多い食事と言われています。

しかし同じ炭水化物でも玄米・そば・ライ麦パンなどはGI値が低くなります。

茶色い食べ物のほうが一般的に食物繊維が豊富でGI値が低いと覚えておきましょう!