こんにちは。
トレーナーの阿立です。
本日はトレーニングのルーの法則についてお話していきます。
トレーニングに原理原則があるのはご存知でしょうか。
その原理原則はルーの法則を発展させたものになります。
今回はトレーニングの原理原則の生みの親ルーの法則についてお話していきます。
ルーの法則について
トレーニングで知っておきたい法則は、たくさんあります。そのなかで知らない人が多いのが、このルーの法則
ルーの法則とは、ヴィルヘルム・ルーが唱えた『ヒトの器官・機能は、適度に使えば発達し、使わなければ退化・萎縮する、過度に使い過ぎると障害を起こす』という考えに基づいた理論です。
1. 動作性肥大
動作性肥大(ハイパートロフィー)とは、「身体は、適度に使うと発達する」ことを言います。
それには、回復期間に応じた適切なトレーニング間隔が重要です。
2. 不活動性萎縮の法則
不活動性萎縮の法則とは、「器官(筋肉)・機能は使わないと退化(萎縮)する」ことをいいます。
(1) 廃用症候群
廃用症候群とは、安静状態の長期化による、身心の機能低下などを指します。生活不活発病ともいいます。
廃用性萎縮(アトロフィー)とは、寝たきりや行き過ぎた安静状態が長く続くことによって起こる筋肉や関節などが萎縮することです。
ギブスで筋肉を固めてベッドに臥床固定した場合、大腿四頭筋が1日0.5%程度減少するというデータがあります。
例:筋萎縮、関節拘縮、褥瘡、骨粗鬆症、起立性低血圧、精神的合併症、括約筋障害(便秘・尿便
失禁)など
(2) サルコペニア
サルコペニア(加齢性筋減弱症)とは、加齢に伴う筋量の減少と機能が低下する現象のことです。
筋量は30代以降10年で4%減少し、60代以降は毎年1%ずつ減少します。
また、サルコペニアが原因で起こる肥満のことをサルコペニア肥満と言います。糖尿病や高血圧症になるリスクが高まるほか、要介護となる原因にもなります。
例:大腿部筋線維数…20代:65万本→80代:32万本
(3) ダイアペニア
ダイアペニア(筋力減少症)とは、加齢に伴い筋力が低下する現象のことを言います。
3. 長期にわたる機能向上制限による器官の特殊な活動能力減退の法則
過度に使えば、障害を起こすということです。
使い過ぎ症候群(オーバーユースシンドローム)
負荷と休養のバランスが身体的に破綻することによって起こる筋肉や関節・骨などの整形外科的な障害の出る前兆状態。精神的因子は関係していません。スポーツ障害の原因とも言われています。
例:軽度のシンスプリント、間欠的な軽度の腰痛、痙攣など
以上がルーの法則についてになります。
なかなか知られていない法則になっていますが知っていることでトレーニングに役立つことは間違いないのでトレーニングを行っている方はぜひ覚えておいた方が良いですね!
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