ファスティングのメカニズムと注意点


こんにちは!
パーソナルトレーナーの阿立です。

本日もファスティングシリーズのお話をしたいと思います。

ファスティング中は身体にいくつもの変化が起こります。
ファスティングは効果が高いので人によっては避けた方がいい場合もあります。

ファスティングのメカニズム

人のメインエネルギーとなるのは、主に糖質と脂質の2つです。

私たちは体内に糖質を400~750g程蓄えています。糖質は4㎉/gのエネルギーがあるので、体内のグリコーゲンの総量は1600~3000㎉程になります。

身体にとって、糖質は脂質よりも代謝効率がいいため、優先的にエネルギーとして使われます。

オススメの方法は1日500㎉程度のファスティングドリンクを摂取しながら行うVLCD(Very Low Colorie Diet)です。

VLCDとは1日の摂取カロリーを200~600程度に抑えて行う「半飢餓療法」のことをいいます。

単純に計算すると体内に糖質を1600㎉分蓄えている成人女性がファスティング2日目までで使用可能なエネルギー量は以下のようになります。

体内に貯蔵されているグリコーゲンは、ファスティング開始から2日程で尽きることになります。

徐々に脂肪へとエネルギーのスイッチが切り替わっていき、3日目以降からは脂肪がメインエネルギーとして使われます。すなわち脂肪燃焼が進められていきます。

つまりファスティング2~3日が、エネルギー源が糖質から脂質へ移り変わっていくタイミングになります。

こんな方はファスティングを避けましょう!

次に該当する方はファスティングを行う際には必ずドクターに相談し、ドクターの指導の下で行いましょう。くれぐれも独断で行わないようにしてください!

1.服薬中の方
個人の判断で服薬しながら、もしくは、服薬を中断してファスティングを行うことは、様々な危険性があります。

2.妊娠中及び授乳中の方
妊娠中、授乳中の女性は充分なエネルギー摂取が重要になるため、ファスティングに適していません。

3.適応年齢外の方
原則的に、中学生上(肥満児のみ)から65歳までが一般的なファスティングの適応年齢とされています。

4.低体重の方
BMIが18.5未満の場合、ファスティングでの体脂肪の減少により危険性が見られる場合があります。

【BMIの計算方法】

〇体重(kg)÷身長(m)×身長(m)

5.摂食障害の方
拒食症や過食症の方は、ドクターとの相談が必要です。

 

本日はファスティングのメカニズムと注意点についてお話しました!
今後のファスティングシリーズもお楽しみに!


 

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